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店舗スタッフとして活躍する難民の方々

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現在ユニクロのお店では、日本政府に保護されている難民の方やその家族が、店舗スタッフとして活躍しています。この4月には、新しいメンバーも加わり計12名になります。



先月、彼らが一同に集まり、第1回コンベンション(合同ミーティング)を開催しました。毎日の仕事の中で感じている悩みから対応策を話しあい、それぞれの目標を共有し合いました。




ユニクロはUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と連携し、難民問題の解決に向けた活動に取り組んでいます。2014年に日本国内で難民認定を申請した5,000人のうち、日本政府に認定されたのは11人(法務省統計)。難民申請手続きは再申請や裁判所での審査を含めると何年もかかることもあります。ようやく認定されても、安定した仕事になかなか就けず、生活・住居・医療費などの確保が難しい現状があります。
そこでユニクロは難民の方を対象としたインターンシップまたはスタッフとして雇用する取組みを始めました。



その中の一人、タラボさんは、ミャンマーの出身です。軍事政権による弾圧のあおりを受け、祖国を出ることを余儀なくされました。2003年に来日し、現在ユニクロ店舗で働いています。
「初めは言葉も分からないまま、生活のため飲食店でアルバイトをしていました。ユニクロで働くことが決まったときは、ファッションが好きなので、チャンスだと思いました。
今でも日本語が難しい。でも、お客様からお褒めの言葉をいただいた時は、本当にうれしかった!自分のことをサポートしてくれる店長や、スタッフもいます。今後は、他スタッフの指導役として、チームワークをよくできるような人材になれるよう、努力を続けたい!」
と、いきいきと語ってくれました。


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