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ユニクロの社員が高校で出張授業を実施! 生徒たちの反応は…?

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ユニクロが実施している“届けよう、服のチカラ”プロジェクト。参加応募のあった学校へユニクロ社員が訪問して出張授業を実施。その後子どもたちが主体となって服を回収し、難民など世界中で本当に服を必要としている人々のもとへ届ける活動です。

このプロジェクトは2009年に東京都の高等学校を対象にスタートし、2013年度には全国の小・中・高等学校107校で実施されました。今年も6月から、全国の小・中・高等学校約120校で実施予定です。さっそく6月26日に、神奈川県横須賀市にある追浜高等学校で、各学年のボランティア委員を対象に、出張授業を実施してきました!

先生役として授業を行ったのは、2011年にユニクロに入社した進藤さん。私たちが普段何気なく着ている服。私たちはなぜ服を着るのか、服にはどんなチカラがあるのか、生徒たちに質問を投げかけながら、一緒に考えていきます。



服は命を守り、人間としての尊厳を守る―ユニクロの考える服のチカラ。そんな服のチカラを感じてもらった後は、集まった服を届ける対象である「難民」について説明します。

難民という言葉を聞いたことのない生徒もたくさんいました。自分とは関係のないことだと思っていた、難民。紛争や、宗教、民族などが異なることによる迫害などが原因で、命を守るために住み慣れた土地を離れ、国外に避難した人たちです。難民キャンプなどで最低限の物資で生活を送り、学校に行けない子どもも多くいます。彼らのために、私たちが出来ること。それが、着られなくなった服を集めて送ること。

生徒たちはみんな、真剣な表情で授業を聞いてくれました。



授業の後に書いてもらったアンケートでは、次のようなコメントが寄せられました。

「服がないことは考えられなかった。それだけ私の中では“当たり前”のこととして認識されていた。世界には、それが“当たり前”でない子どもたちもいることを知って、心が痛くなった」

「私はちっぽけなことしかできないけれど、それでも困っている人を少しでも支えることが出来たらいいと思う」

また、この学校では授業の後、さっそくリサイクル衣料の回収に向けて、告知用ポスターをつくりはじめました。

「今回行う子ども服の回収は、難民である子どもの命を守り、人らしく生きてもらうことにもつながると思うので、頑張らなくてはいけないと思う」

「こんなにもたくさん困っている人がいることを知った。服の回収に一生懸命取り組んで、1枚でも多くの服を届けられるように、回収活動に力を入れていきたい」



“届けよう、服のチカラ”プロジェクトは、児童・生徒が遠い国で困難な状況にある難民の子どもたちのことを知り、彼らのために今自分が出来ることを考え、行動をおこすきっかけとなります。未来を創る子どもたちが、このプロジェクトを通じて他人を思いやり、自ら行動をおこしていく―ユニクロはこの取り組みが、「世界を良い方向に変えていく」ことにつながっていくと信じて、今年も全国の小・中・高等学校を訪れていきます!



■“届けよう、服のチカラ”プロジェクトについてはこちら

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