占める面積が大きいぶん、印象を左右するアウター。無難な一枚を買ってなんとなく着回すより、仕事用、休日用と、振り切って一枚ずつをとことん着倒すほうが気分も上がって、おしゃれを楽しむにもはるかに効果的。そこで、提案するのがお手ごろプライスでかなうユニクロの丈感の違う“アウター2枚買い”のススメ。スタイリスト池田メグミさん&ライター伊藤真知さんのおすすめポイントもぜひ参考に。
思い切りカジュアルを楽しむ休日は、気分の上がるカラーのダウンをチョイスしてみては?目を引くピンクもマットな質感のおかげで、どこか遊び心のある大人ならではの仕上がりに。裾の内側にはスピンドルがあり、トレンドのコロンとした丸みのあるコクーンに調節が可能。ボトムに合わせて“最適な”シルエットへと変えられるので、おしゃれの幅が広がるのもうれしい。
【着用アイテム】
ウルトラライトダウンコクーンジャケット ※着用カラーは、10月下旬販売予定
コットンリブクルーネックT(長袖)
ハイライズスキニーフレアアンクルジーンズ(カットオフ・丈標準67cm)
※その他、スタイリスト私物
一見シンプルなチェスターコートのように見えて、実は裾にかけてゆるやかにすぼまるコクーンシルエット。丸みのあるフォルムがほんのり女性らしさを醸し、メンズライクなチェックパンツやレースアップ靴と合わせても品よく着こなせるのが魅力。中でも今季は、大流行中のブラウンコーデと相性がよく、お仕事にもふさわしいきちんと感を備えたネイビーがイチオシ!
【着用アイテム】
ダブルフェイスコクーンコート
スフレヤーンモックネックセーター(長袖)
EZYアンクルパンツ(タッターソール・丈標準66~68cm)
※その他、スタイリスト私物
ボリュームたっぷりのエコファーが女心をくすぐるこのアウターは、見た目の可愛さもさることながら、中綿を使用することでダウンと比べてすっきりとした着心地に。着丈も短めでスカートはもちろん、ワイドパンツなどあらゆるボトムとバランスが取りやすいのも高ポイント。ポケット裏はマイクロフリース素材で手袋なしでもきちんと暖かいので、冬のお出かけや旅行にもぴったり。
【着用アイテム】
パデットフーデットリブブルゾン
エクストラファインメリノリラックスフィットVネックセーター(長袖)
ギャザーロングスカート (丈標準81~85cm)
※その他、スタイリスト私物
やわらかく、肌触りもなめらかなウールブレンド素材のコートは、なんといってもその上質感が魅力。ウエストにベルトのついたラップ型もエレガントで、フェミニンなギャザースカートとも相性はバッチリ。寒さ厳しい真冬の通勤には、中に一枚ウルトラライトダウンのコンパクトベストを重ねて。コートに合わせて全体をグレーのワントーンでまとめれば、リッチ感も満点。
【着用アイテム】
ウールブレンドラップコート
ウルトラライトダウンコンパクトベスト
エクストラファインメリノタートルネックセーター(長袖)
ギャザーロングスカート (丈標準81~85cm)
※その他、スタイリスト私物
リラックス感たっぷりのゆったりとしたシルエット、モフモフとした肌触りにも癒されるボアフリースのコートは、太ももがすっぽり隠れるロング丈で暖かさも格別。フーディやデニムでカジュアルに着こなすときはあえて“白”を多めにして、クリーンな印象に仕上げるのが大人流。フーディの下からブルーのシャツをチラッと効かせて、ここにもきれいめに仕上げるひと手間を。
【着用アイテム】
ボアフリースノーカラーコート
スウェットプルパーカ(長袖)
オックスフォードシャツ(ボタンダウン・長袖)
ハイライズスキニーアンクルジーンズ(ビューティコンプレッション・丈標準68cm)
※その他、スタイリスト私物
波のようなステッチを施したキルティング面と、ふかふかのボア面。表と裏でまったく違った表情を楽しめるので、通勤時とアフター6など予定に合わせてガラリと印象を変えてみるのも楽しい。ゆったりとしたオーバーシルエットなので、ボトムはタイトスカートや細身のパンツが好バランス。ボーダーなど目を引く柄トップスをインして目線を上げれば、スタイルアップにも。
【着用アイテム】
キルティングボアリバーシブルジャケット
ボーダーボートネックT(長袖)
メリノブレンドリブスカート
ストレッチショートブーツ
※「ボーダーボートネックT(長袖)」は人気商品のため、品薄となっております。売り切れの場合はご容赦ください。
※その他、スタイリスト私物
【Staff credit】
Photo: Keiichi Suto
Stylist: Megumi Ikeda
Hair&Make: Harumi Kanbe
Model: Sayo Yoshida
Composition&Text: Machi Ito