大型連休を前に、お出かけ気分が高まる今年。日帰りはともかく泊りがけの旅行となれば何を持っていくべき?少ない手持ちを着まわしながら、動きやすく毎日おしゃれ!そんな理想的な旅ワードローブの作り方をスタイリスト吉村友希さんが教えてくれました。2泊3日の国内旅行と3泊4日の海外旅行を想定したリアルな旅支度はぜひ参考にしたい!
「体温調整や日よけになる“羽織り”が旅には欠かせません。この羽織りを着まわしの軸としてコーディネートを考えていくと、持っていくべきものが決まります。着まわしやすいよう柄物はひとつにするのもポイント!」
【アイテム】
①ドライカラークルーネックT(半袖)
②ワークシャツ(長袖)
③ウルトラストレッチジーンズ
④リネンコットンロングスカート(丈標準80〜84cm)
⑤オーバーサイズスクエアT(5分袖)
⑥コットンリラックスアンクルパンツ(ストライプ)
※その他、スタイリスト私物
立ち寄りしながらの車移動も楽しい。動いたり、座ったり…そんな日はストレッチが効いたウルトラストレッチジーンズで一日中快適に過ごして。「細身シルエットのパンツはバランスが取りやすく、体をすっきりと見せてくれるので重宝します。プライベートでも必ず黒のスキニーデニムを持参しますね」。羽織ったワークシャツとの相性も抜群。インに着たワイドリブブラタンクトップなら一枚でも決まります。
【着用アイテム】
ワークシャツ(長袖)
ワイドリブブラタンクトップ
ウルトラストレッチジーンズ
※その他、スタイリスト私物
足さばきが楽なロングスカートは旅にもぴったり。ウエストを細く高く見せてくれるから、ゆったりしたTシャツを合わせてもスタイルアップ。「きれいな色の服は写真映えのためにもぜひ持っていきたいアイテム。旅ワードローブは“きれい色一色+ベーシック”で揃えると、どれをスイッチングしても着こなしが成り立ちます」。
【着用アイテム】
ワークシャツ(長袖)
オーバーサイズスクエアT(5分袖)
リネンコットンロングスカート(丈標準80〜84cm)
※その他、スタイリスト私物
美術館巡りや話題のスポットへ…アクティブに過ごしたい日の相棒は、ゆったりシルエット&ウエストゴムのリラックスパンツ。「このシャツのくすんだカーキはベーシックカラーになじむので合わせやすいと思います。腰巻きしてアクセントづかいにしても」。ドライ機能のついたTシャツなら汗ばむ日もさらりとした着心地をキープしてくれる。
【着用アイテム】
ワークシャツ(長袖)
ドライカラークルーネックT(半袖)
コットンリラックスアンクルパンツ(ストライプ)
※その他、スタイリスト私物
【アイテム】
①サンダル
②ティアードロングスカート ※4月下旬販売予定
③プレミアムリネンシャツ(長袖)
④シームレススイムブラ
⑤デニムイージーショーツ
⑥UVカットドルマンスリーブロングカーディガン(長袖)
⑦ドライカラークルーネックT(半袖)
⑧リネンブレンドストライプサロペット
⑨サコッシュバッグ
※その他、スタイリスト私物
旅先のおしゃれには動きやすさだけじゃなく、大人っぽさも大事にしたい。例えばTシャツにサロペットを重ねたカジュアルコーデなら、ネイビーのワントーンにすることでシックな印象に。「同じ色でも素材感を変えるとメリハリがつきます。リネン混素材のサロペットのように、表情のあるものを選ぶのがおすすめです。肌寒いときはカーディガンをプラスして」。
【着用アイテム】
UVカットドルマンスリーブロングカーディガン(長袖)
ドライカラークルーネックT(半袖)
リネンブレンドストライプサロペット
※その他、スタイリスト私物
レストランのディナーでは、きれいめの着こなしを意識。ドレッシーなワンピースを持っていくのもいいけれど、デイリーな白シャツとカーキのティアードスカートを合わせればモダンで好印象なコーディネートがぱぱっと完成。「シャツの裾を結んで上半身をコンパクトにすると、体がスッキリときれいに見えます」。
【着用アイテム】
プレミアムリネンシャツ(長袖)
スーピマコットンブラタンクトップ
ティアードロングスカート ※4月下旬販売予定
※その他、スタイリスト私物
おしゃれプロに愛用者が多いUniqlo Uのシームレススイムウェアは、モダンなデザインが特徴。UVカット機能付きなのでリゾート旅にもぴったり。パープルのショーパンを合わせたら、仕上げにドルマンスリーブのゆったりカーディガンをプラス。「くすみがかったピンクのような色合いは今シーンのトレンドでも。ほかをベーシックにまとめているので主張のある色も取り入れやすいと思います」。
【着用アイテム】
UVカットドルマンスリーブロングカーディガン(長袖)
シームレススイムブラ
デニムイージーショーツ
キャップ
サンダル
サコッシュバッグ
※「キャップ」は人気商品のため、品薄となっております。売り切れの場合はご容赦ください。
※その他、スタイリスト私物
【Staff Credit】
Photo:Yusuke Raika(aosora)
Stylist:Yuki Yoshimura
Hair&Make:TOMIE(nude.)
Model:Yuri Takeuchi
Composition&Text:Sachiko Hiruta