日焼けやシミ、たるみなどの原因となる紫外線は春先から増えていきます。普段から太陽光を浴びないように気をつけていても、実はなにげない日常生活の中でも紫外線にさらされていることって結構あるんです。だからといって、紫外線完全防備の暑苦しいファッションというのも避けたいところ。そんなときに頼りになるのがUVカットアイテムです。“うっかり日焼け”しがちなシーンと解決策をご紹介！
毎日、気づかないうちにじわじわと日焼けしている“通勤焼け”。長袖の洋服を着ていれば紫外線対策は万全！と思っていてもコーデによっては不十分なことも。UVカットアイテムを取り入れるのがおすすめです。
シャツ＆パンツの定番通勤スタイルに、春らしいイエローのUVカットクルーネックカーデをプラスして。身頃と袖まわりをすっきりさせた美シルエットのカーデだから、お仕事スタイルにもマッチします。豊富なカラバリも魅力。
【着用アイテム】
UVカットクルーネックカーディガン（長袖）
ソフトコットンピンタックブラウス（長袖）
スマートスタイルアンクルパンツ（カラーストライプ）
※その他、スタイリスト私物
暖かくなり、テラス席でのランチも心地よいこの時季。パラソルで地表までまっすぐに届く「直射光」を遮ることはできても、空気中で散乱しながら地表に届く「散乱光」を防ぐことは難しいので、屋外では紫外線対策がマストです。
リブの縦ラインと袖口と裾に入ったスカラップ編みが今っぽさ満点のクルーネックセーター。実はこれもUVカットアイテムなんです。同色のUVカットカーデをレイヤードして、紫外線対策バッチリのおしゃれなお出かけスタイルに。
【着用アイテム】
UVカットリブクルーネックセーター（5分袖）
UVカットクルーネックカーディガン（長袖）
ハイライズボーイフレンドフィットジーンズ（カットオフ）
キャスケット
ペーパートートバッグ
※その他、スタイリスト私物
近所のコンビニまで買い物へ行くときやゴミを出すとき、洗濯物を干すときなど、短時間なら…と紫外線対策せずに屋外へ出ることありませんか？ でもその“ちょっと”が日々蓄積し、シミやシワなどの原因になるかも！
屋外へ出るときは洋服の上にUVカットドルマンスリーブロングカーデをプラス。ゆったりめの袖だから厚地の洋服やデザインスリーブの上からも羽織れます。ボディラインを拾いすぎず、体型カバーにも一役！
【着用アイテム】
UVカットドルマンスリーブロングカーディガン（長袖）
ボーダーボートネックワンピース（8分袖）
ナカオレハット
※その他、スタイリスト私物
紫外線には日焼けの原因となるUV B波とシミやたるみの原因となるUV A波があります。このUV A波は波長が長く、ガラスを透過するため、オフィスにいても紫外線を浴びてしまうことも。窓際の席の人は特に注意が必要です。
UVカットVネックカーデをオフィスに置いておけば、紫外線が気になるときにサッと羽織れて便利。肌ざわりのいい超長綿スーピマコットンを100%使用しているので、シーズンを問わず活躍してくれます。
【着用アイテム】
UVカットVネックカーディガン（長袖）
スーピマコットンリブクルーネックT（半袖）
サーキュラースカート
※その他、スタイリスト私物
朝のランニングなら紫外線対策なしでも…と思いがちですが、UV A波は、日差しが弱く感じる朝や夕方、そして曇りの日も降り注いでいるそう。紫外線をカットしてくれるアイテムを身につけて。
ランニングにはストレッチ性のあるUVカットフルジップパーカをプラスするのがおすすめ。襟が高めだから首元までカバーでき、サムホールに親指を通せば手の甲まで日差しをカットしてくれます。
【着用アイテム】
UVカットフルジップパーカ（長袖）
ドライEXクルーネックT（半袖）
ドライEXウルトラストレッチショートパンツ
エアリズムクロップドレギンスパンツ
スポーツランニングキャップ
※その他、スタイリスト私物
イラストレーター 進藤やす子さん
自身の経験に基づく等身大のおしゃれが共感を呼び、数々の女性誌や広告で活躍中。「スタメンアイテム、見つけた！」（KADOKAWA）など著書多数。3月16日にはシティリビングでの連載をまとめた「進藤やす子のFashion Diary」が発売になったばかり。
【Staff Credit】
Photo：En Otsuru(Shouwakichi ¥50)
Styling：Yumi Takahashi
Hair＆Make：Eisuke Yamagata
Model：Kana Sugiura
Illustration：Yasuko Shindo
Edit：Mariko Kaneko(Beach)