オーバーサイズのシャツ、ブラウスなど、この夏おさえておきたいアイテムがユニクロから続々登場。でも、どう着る? なにを合わせる? 袖ってどうまくると自然なの? など、着こなし方がわからない……。そんなお悩みに、カラーや素材選びのコツから着こなしテクニックまで、スタイリスト入江未悠さんがお答えします。ちょっとした着こなし術で、今年らしいスタイルが叶います。
オーバーサイズシャツは
立体感のあるシルエットを意識して
昨シーズンから、引き続き大人気のオーバーサイズシャツが、この夏、ウィメンズからも登場。オーバーサイズシャツは、なんといっても着こなし方が肝心。まずは一度、前後の裾をすべてボトムスにインしてから、ブラウジングを。また、後ろ襟の中心をつまんで立ててから、1cm程度折るとキリッとハンサムに決まります。フラットフォームのサンダルやハットで夏らしさをプラスすれば、きれいめなカジュアルスタイルに仕上がります。
【着用アイテム】
エクストラファインコットンオーバーサイズシャツ
スーピマコットンタンクトップ(2枚組)
フレアショートパンツ
チューリップハット
※その他、スタイリスト私物
首まわり、手首、足首をさりげなく見せる
女性らしさ香るヘルシースタイル
ボトムスにタイトなスキニーパンツを合わせたカジュアルスタイルの場合、トップスはふわっとボリュームを出したいので、フロントの裾はきれいにボトムスにインしてから、少しだけブラウジングしましょう。後ろの裾は自然にそのまま出しておくのが今年の気分。また、袖のボタンを1つ外してから、肘まで大きく折り返し、さらにもう一度折ると自然なニュアンスに。ポイントは、自然に首、手首、足首を見せること。ヘルシーな女性らしさが生まれるのでぜひ挑戦してみてください。
【着用アイテム】
エクストラファインコットンオーバーサイズストライプシャツ
ウルトラストレッチジーンズ(カットオフ)
キャッツアイサングラス
※サングラスの着用カラーは人気商品のため、品薄となっております。売り切れの場合はご容赦ください。
※その他、スタイリスト私物
上品なレトロムード漂うカラー、
キャメル×ボルドーでトレンドを先取り
ハリ感のある素材がクリーンな印象をプラスしてくれるクロップド丈ブラウスは、身幅が広めにとってあるので、さらっと一枚で着ても様になります。夏は、袖を2回折って着ると程よい抜け感が生まれます。また、淡い色を選びがちな夏に、あえて渋めのカラーをセレクトすることで、グンと存在感のある着こなしに。ボルドーやキャメルは、秋冬のトレンドカラーでもあるので、ひと足早く取り入れてみては?
【着用アイテム】
エクストラファインコットンTブラウス(8分袖)
ドレープガウチョパンツ ※7月上旬販売予定
※その他、スタイリスト私物
同系色、同素材でつくる
大人のクラシックスタイル
この夏、今年らしいエッセンスを手軽に取り入れたいなら、スタンドカラーブラウスもおすすめです。一枚で着ても、上からカーディガンやノーカラージャケットを羽織っても、レトロな装いが楽しめます。ボトムスには、トップスと同じとろみ素材のドレープジョガーパンツを。また、色も同系色のニュアンスカラーでまとめることで、優しい女性らしさが際立ちます。クラシックなスタイルなので、ヘアはタイトにまとめてとすっきりとしたバランスに。
【着用アイテム】
レーヨンスタンドカラーブラウス
ドレープジョガーパンツ
※その他、スタイリスト私物
入江未悠
読者モデルとして活躍後、『CanCam』で編集に携わり、2003 年にスタイリストとして独立。『AneCan』の創刊・立ち上げから参加し、巻頭では「Tokyo LADY BASIC」を連載中。大人の甘さを引き出すきれいめコーディネートに定評があり、『AneCan』のほか『STORY』、『Oggi』などで活躍中。