これからの季節の定番イベントとなりつつある夏の野外音楽フェスティバル、通称“夏フェス”が、今年も日本全国で開催されます。開放感のある野外イベントでは、いつもと違ったファッションで、思いっきり楽しみたい!という方も多いのではないでしょうか。とはいえ、会場では歩き回るうえに、地域によっては気温差が激しいこともあるので、快適に過ごすための工夫も必要です。そこで、機能的かつ遊び心のある夏フェスにおすすめのアイテムを、コーディネートのポイントとともにご紹介します。
■日焼け対策にもなるポケッタブルパーカは、ヴィヴィッドカラーをチョイス
陽射しが強い屋外では、日焼け対策も万全にしたいもの。UVカット機能が付いたポケッタブルパーカは、軽くてうごきやすいだけでなく、羽織らない時にはコンパクトに収納できるので便利です。夏フェスだからこそ、ヴィヴィッドカラーを選んでコーディートのアクセントにしましょう。
暑さ対策には帽子も欠かせません。ベーシックなバケットハットは、合わせるアイテムを選ばないのでおすすめです。最近は、アウトドアライクなパンツスタイルよりも、スカートやワンピースなど、女性らしいアイテムを取り入れるのがトレンド。とはいえ動きやすさも重要なので、締め付けの少ないブラワンピースに、ボーイフレンドフィットデニムショートパンツを合わせて、快適さをキープしましょう。
■定番アイテムも、着こなし次第でフェス仕様に
トレンドのデニム・オン・デニムのコーディネートは、リゾート感のある肌見せで、夏フェスならではの着こなしにチャレンジ。デニムシャツやボーイフレンドフィットデニムショートパンツなど、普段から着られる定番アイテムも、着こなし次第でフェス仕様になります。
シャツや透け感のあるアイテムのインナーには、今年はバンドゥブラを合わせるのが気分。ぴったりフィットしてずり落ちてこないので、アクティブなシーンにも対応可能です。デニムを使ったコーディネートには、ターコイズアクセサリーやフリンジの付いたバッグなど、エスニックな小物を合わせると、ぐっとおしゃれ度がアップします。
■ベーシック派はインパクト小物で遊び心をプラス
ボーダーTシャツにスウェットパンツを合わせたベーシックなスタイルも、赤がポイントのビッグスクエアサングラスや鮮やかなピンクのバッグなど、合わせる小物をカラフルにするだけで、フェスの気分がぐっと高まります。デニムシャツを腰巻きして、シンプルコーディネートにメリハリを付けましょう。
ストールは、着こなしのアクセントになるだけでなく、日焼け対策にも、ちょっとした羽織りにもなる優れもの。バッグなどに巻き付けておけるので、1枚持っておくと便利です。Tシャツの下には、汗を吸収するエアリズムを1枚プラスするのが、炎天下のフェスを快適に乗り切る秘訣です。
■夏フェス上級者Michikoさんのカバンの中身を拝見!
雑誌をはじめ、広告カタログやアーティストのスタイリングを手がけるMichikoさんは、都内近郊だけでなく、沖縄など遠方のフェスにも出かけるという上級者。「防寒具はマストアイテムなので、コンパクトに収納できるポケッタブルパーカは常にカバンに入れています。折りたたみ傘は人ごみの中では使えなくても、移動の時に使えるので持っておくと便利ですよ。虫除けやリップクリームも、夏フェスではUVカット効果のあるものがおすすめです」(Michikoさん)